SMC

Sheet Molding Compound


SMCは材料の略称ですが、この材料を加温した金型にセットし、プレス加圧して成形する方法です。
加温した金型に材料を投入し、プレスにて加圧します。

まれに樹脂型を使用する場合がありますが、熱効率が悪いため温度管理に難があることと、耐久性に劣るため、少量の試作等に限定されます。

・成形型
 鉄に表裏の形状を作成、温調機器を埋め込んで製作します。
 高圧に耐えられるよう補強する場合もあります。

・材料:
 
不飽和ポリエステル樹脂、ガラス繊維、硬化剤、充填剤、増粘剤、内部離型剤などを混ぜたペーストをシート状にしたもの

・特徴:
 材料のSMCにガラス繊維が含まれており、FRP(HLUやSLU)と分類は同じです。
 ただし、ガラス繊維が短いため上述のFRPと比較した場合、強度的に劣る部分があります。

 ・生産性
  成形工程が短時間で済みます。
  型から取りだした後の工程にもよりますが、200個/月以上の生産に向いています。

 ・イニシャルコスト
  金型を使用するためイニシャルは高くなりますが、生産数で償却した場合はFRPよりも低くなります。

 ・表面仕上げ
  樹脂自体に着色可能ですが、成形品に塗装も可能です。


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